飲食店の開業資金はいくら必要?飲食店は儲かる?試算してみた。 

公開日: : 最終更新日:2014/06/22 Blog, 飲食店 / その他 ,

[ad336] 開店のための資金計画
  1. 開店までの資金計画
    1. 物件を取得するための費用
    2. 店舗の内外装、設備、什器などの費用
    3. 開業経費
    4. 当初の家賃、人件費、仕入れなどの運転資金
  2. 売上予測と開店後の収支
    1. 売上予測
    2. 開店後の収支


試算するならもっとわかりやすくシミュレートできる↓
どのくらい儲かる?一目でわかるカフェ・飲食店の利益と開店資金【グラフィック】

開店のための資金計画

独立開業を決心したら、まずは開店のための資金計画です。

店舗・内外装・設備・什器の予算、売上予測や開店当初の運転資金など計画を立ててはみたが、これで十分かどうか不安があると悩んでいませんか?これから独立開業するには、不安は付き物です。お客様は来てくれるだろうかとか、思い通りに儲けは出せるのだろうかとか…

独立開業しようと決めたけれども、どのくらいの儲けが出せるのだろうか?
人に聞いた話や、どんぶり勘定で独立するのはどぶにお金を捨てるようなもの!
開業したのはいいが、結局利益が出せずに廃業という最悪の結果になるのが落ちです。

できる限りの調査をして、データを集め、十分すぎるほどの計画を練っていくことが大切です。

独立開業のための資金計画とは

  • 開業資金はどのくらいあればいいか?
  • 資金が足りない場合、借り入れできるのか?またどのように借り入れるのか?
  • 返済はどのようにするか?
  • 経費はどのくらいかかるのか?
  • どのくらい売れば、儲けが出せるのか?
  • 売上や儲けの予測を立てるにはどのようにしたらいいのか?
などなど、資金面の計画を立てて、着実に取り組む必要があります。

それでは、開店のための資金計画の立て方を詳しくわかりやすく説明していきましょう。
  1. 開店までの資金計画
  2. 売上予測と開店後の収支


A.開店までの資金計画

フランチャイズではない新規出店の場合の資金計画を立てる方法です。 開店のために必要な資金は大きく分けて以下の4つです。
  1. 物件を取得するための費用
  2. 店舗の内外装、設備、什器などの費用
  3. 開業経費
  4. 当初の家賃、人件費、仕入れなどの運転資金


  1. 物件を取得するための費用
    保証金、敷金、礼金、手数料、前家賃など店舗物件の取得費用で、立地条件により違いがあります。

    取得資金に出費を惜しまなければ、売上予測も高く見込めますが、立地条件がよければ、それなりに家賃等も高く経費もかさむので、月々の固定費が大きくなり、継続的に相応の売上を上げていかなければならなくなります。

    この費用はあなたがこれから始めようとしている商売の規模とかコンセプトにより違ってくるので、なるべく多くの不動産情報を集めて、通行量調査やその商圏の状況調査などを実施し、先輩などの意見を参考にして十分に検討することが大切です。

    保証金
    相場は平均で家賃の10か月分くらい。年数が経過するごとに償却され、 退去の際に償却額が差し引かれます。また契約によって違いがありますが、数年毎に償却した保証金を補填する契約もあります。契約で償却額が明記されていれば、開店後の固定費となります。そのほか、礼金(相場 2か月分くらい)、手数料(相場 1か月分)、前家賃(1か月分+日数割)で大体家賃の15か月分くらいで、家賃が20万円とすると、300万円となります。
  2. 店舗の内外装、設備、什器などの費用
    この費用は物件取得費と同じくらい大きくまたはそれ以上、飲食店などでは坪50万円~100万円かかります。
    この費用は工事を進めていくうちに、必ずと言ってもいいほど予想外の費用がかかってきます。自分が予想している額よりかなり多めに用意しておいたほうがいいでしょう。
    居抜きの場合は持ち主に支払う費用だけですみますのでかなり抑えることができます。しかし、前所有者は何か理由があって閉店したのですから、閉店理由をよく調べることが大切です。

    主な費用
    厨房機器、内外装(設計費、内装、外装、看板)、空調設備、レジ、什器、食器、ユニホーム、消耗品費
  3. 開業経費
    主な開業経費
    販促費(チラシ、ホームページ、広告宣伝サイトへの登録など)、スタッフ募集費、研修費用、雑費
  4. 当初の人件費、仕入れなどの運転資金
    主な費用
    原材料仕入費、人件費、雑費
それでは、新規出店(居抜きではない)の場合の初期費用を試算してみます。 ここでは計算しやすいように仮の値を設定します。
  • 坪数 20坪
  • 家賃 30万円(管理費を含む)
  • 保証金 200万円
  • 仲介手数料 30万円
  • 客単価 3,000円
  • 営業日数 30日

費用金額費用小計/合計金額
保証金2,000,000円店舗物件取得費2,900,000円
礼金300,000円
仲介手数料300,000円
造作譲渡費0円
前家賃300,000円
厨房機器費300,000円店舗投資に関する費用9,900,000円
看板施工費1,000,000円
内装・設計費7,500,000円
POS100,000円
募集費50,000円
販売促進費300,000円
備品費500,000円
開店前経費150,000円
 開業初期費用12,800,000円
居抜きの場合は、他に造作の買取費用がかかりますが、厨房・内外装の費用が減ります。

B.売上予測と開店後の収支

  1. 売上予測
  2. 開店後の収支


  1. 売上予測
    収集した情報(不動産情報や通行量調査、商圏調査)から開店後の売上を予想、試算し、出店の可否を検討します。

    不動産情報のほかに下記の予想値が必要です。
    1. 客単価
      業種により、2,500円~4,000円
    2. 客席数
      坪数から算出します。業種によって違いがありますが、坪当たり1~1.5席といわれています。
    3. 回転率
      通常0.8~1.5といわれています。

    ここでは計算しやすいように仮の値を設定します。
    • 坪数 20坪
    • 家賃 30万円(管理費を含む)
    • 客席数 1.4席/坪
    • 回転率 1.2回転

    一日の客数=客席数×回転率=(20坪×1.4席)×1.2回転=33.6人

    予想売上=客数×客単価×日数=3,000円×33.6人×30日=3,024,000円

    3,024,000円/月となります。

    さあ、1か月の予想売上が算出されましたので、この金額から家賃が高いか安いか検討してみましょう。

    家賃は統計的には1か月の売上の10%程度とされていますので、比べてみます。
    算出された売上額に10%をかけて、出た家賃予想額と実際の家賃を比べると
    3,024,000円×10%=302,400円>300,000円
    この物件は妥当な家賃といえることがわかります。

    ただし、計算式に使う回転率とか客単価が少しでも変わると売上予想が大きく変わるので、調査を十分にして確実な数値を導き出してから計算することが大切です。
  2. 開店後の収支
    店舗運営のための経費をなるべく詳しく書き出し、収支を試算してみます。
    家賃、仕入(原材料費)、人件費、水道光熱費、通信費、広告宣伝費、募集費、消耗品費、雑費など
    このうちの原材料費と人件費の合計からFLコストを算出します。 [ad336]
    FLコストとは
    飲食店経営の重要な指標となる、売上に対する(原材料費と人件費の合計)の比率です。

    公式は
    FLコスト(比率)=(原材料費+人件費)÷売上

    業種によって差があるが、FLコストは通常55~65%が平均と言われ、多くても60%で抑えるよう経営者は努力して経営しているが、60~65%のお店もかなり多いようです。
    家賃は立地条件により、かなり高低の差があります。
    それでは、売上予想額から各経費を引いて儲け(利益)を試算してみます。
    支出金額比率売上3,024,000円100.%
    仕入910,000円30.1%FLコスト1,790,000円59.2%
    人件費880,000円29.1%
    家賃300,000円9.9%経費合計940,000円31.1%
    水道光熱費
       ・通信費
    300,000円9.9%
    減価償却200,000円6.6%
    広告宣伝費50,000円1.7%
    募集費40,000円1.3%
    消耗品費30,000円1.0%
    雑費20,000円0.7%
     経費合計
       +FLコスト
    2,730,000円90.3%
    営業利益
    (売上-経費合計
      -FLコスト)
    294,000円9.7%
    キャッシュフロー
    (営業利益+減価償却)
    494,000円16.3%
    このように、数字の上ではこの物件はこのくらいの儲けが出る予測が付きます。
    いかがですか?
ただしこれは計算上であって、実際にはどうなるかわかりません。商売というのは賭けみたいなものですから、開けてみなければ、わからないというのが本当です。
できるだけ調査をして、実際に近づける結果を導き出さなければなりません。あと、あるていど商売の勘も必要です。

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